【我慢】サー・ジム・ラトクリフ卿、ファンに我慢を要求

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 サー・ジム・ラトクリフ卿は、マンチェスターユナイテッドのプロジェクトについて、ファンやサポーターの焦りに理解を示しつつも、改革には時間がかかると語りました。

サー・ジム・ラトクリフ卿、マンチェスターユナイテッドのプロジェクトについて

「ファンは我慢できない。私もそれについては同情する。しかし、これは旅であり、好むと好まざるとにかかわらず、少しは我慢しなければならない。」と語った。

「これは照明のスイッチじゃないんだから、そんな風に回すことはできないよ。」

感想

 我慢しますよ。サー・アレックス・ファーガソンが退任してから十数年ずっと我慢してるんです。今更即結果を出せとは言いません。ただ、ラトクリフ卿が「旅」に例えるのであれば「目的地」とその「ルート」を明確にしてほしいです。つまりは、結果がともわなくてもピッチ内外での方向性は示してほしいということです。例えば、ピッチ内ではポゼッションなのかカウンターなのかなど、チームとしての戦い方、チームカラーを明確にしてほしいです。今はそれすら曖昧になっています。

 ピッチ外では、そのチームカラーに合った選手を補強してほしいです。ネームバリューや実力があるからといった理由だけでの補強はもう控えてほしいです。監督の人事に関しても、似たような戦術やプランを持った監督を継続的に任用し続けて欲しいです。そこが変わると選手を毎回一新する羽目になってしまいます。故障者続きのシーズンである以上、メディカルスタッフの仕事の精査も必要かと思います。また、老朽化したトレーニング施設の改装といったハード面の改革も必要になってきます。ロナウドやシュナイデルランが指摘していたように、プールやジャグジー、ジム、練習場に至るまで現代化する必要があります。

 こうやって見るとラトクリフ卿の言う通り、問題が山積みでまだある程度の我慢が必要なことがわかります。補強に使えるお金はFFPによって制限されていますし、施設の改築にはお金も時間もかかります。中長期的な改革プランになると思うので、私たちファンも焦らず応援していくしかないですね。ユナイテッドを頼みますラトクリフ卿!

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