マンチェスター・ユナイテッドの歴代得点王ウェイン・ルーニーは、今季ピッチ上で「幸せそうに見えない」と思うと現フォワードのマーカス・ラッシュフォードの調子に不満を感じていると語りました。
「彼は非常に困難なシーズンを過ごした。彼が世界トップクラスの選手になる能力とあらゆる資質を備えていることは誰もが知っている」と語った。
「それがもどかしいことだ。昨シーズン、彼は多くのゴールを決めた。しかし今シーズンは、活躍できていない」
「彼はプレー中に幸せそうに見えない」
「クラブを離れて新たなスタートを切ることが彼の最良の選択肢なのかどうか疑問に思うだろう? しかし、彼はマンチェスターの選手だ」
「私は彼がクラブでキャリアを軌道に乗せ、ゴールを決め続け、クラブのトロフィー獲得に貢献する姿を見たいと思っている。しかし、彼が厳しいシーズンを過ごしたのは確かだ」
ラッシュフォードは昨シーズン、公式戦を通じて30ゴールを記録したが、今シーズンはわずか8ゴールのみとなっています。
感想
ほぼ全面的にルーニーの意見に賛同です。今シーズンのラッシュフォードは表情からもプレイからも迷いが見え、自信も余裕も感じられません。PKを譲ってもらったりして、チームから立ち直る切っ掛けは与えられてはいるのですがそう簡単にはいかないようです。先輩であるルーニーのように点が取れなくても守備などで貢献することできればここまで批判されることはないんでしょうが、当のラッシュフォードはそれが苦手です。最近は守備もあまりさぼらずやっている印象ですが、パスコースの切り方や追いかけ方、マークの受け渡しを見ていると意識の問題だけでなく、そもそも守備が苦手なんだろなと思い始めました。そうなると周囲を黙らせるには、苦手な守備を頑張りつつ、やはり得点とアシストで結果を残すしかないように感じます。ルーニーの言う通り「世界トップクラスの選手になる能力とあらゆる資質を備えている」のは昨シーズンの活躍で知っているだけに現状がもどかしいです。もうポテンシャルで評価できる年齢(26歳)ではなくなっているだけにフロント陣には、戦力として残すのか、それとも放出して移籍金とするのか判断が迫られます。
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