【虚無】マンチェスターユナイテッド、ボーンマスに2-2で引き分ける

試合

 バイタリティスタジアムでのボーンマスとの一戦は二度のビハインドをブルーノの2ゴールで追い付くも勝ちきれず、手痛いドローゲームとなりました。

評価

スタメン

GK:アンドレ・オナナ 6.7:失点に責任はない。ビッグセーブがあった

DF:ディオゴ・ダロト 6.4:裏のスペースを使われ後手に回った

DF:ハリー・マグワイア 7.1:危なっかしいパスもあったが、体を張って守った

DF:ウィリー・カンブワラ 6.8:試練の日となった。判断ミスもちらほら

DF:ワン=ビサカ 6.9:攻守でラッシュフォードをサポートした

MF:カゼミロ 7.1:ボールが足につかず。中盤をさまよった

MF:コビー・メイヌー 6.3:積極性を見せ、PKを獲得した

MF:ブルーノ・フェルナンデス 9.2:流石の2ゴール。攻守に走り回った

FW:アレハンドロ・ガルナチョ 6.6:判断ミスが多く前半でお役御免となった

FW:ラスムス・ホイルンド 6.5:この日も不発。前線で孤立した

FW:マーカス・ラッシュフォード 6.4:守備でも汗をかいたが、攻撃で違いを作れず

ベンチ

46’:アマド・ディアロ 6.7:あまりボールに絡むことができず。もっと積極性を見せたかった

78’:メイソン・マウント 6.4:走り回った

Sofascore参照

感想

試合展開

 序盤からボールが収まらないユナイテッドをボーンマスが攻め立てます。16分、ソランケカンブワラを交わし、シュートをゴールへ冷静に流し込んで1-0となります。反撃に出るユナイテッドは、31分カンブワラが相手を潰したところから攻撃をスタート、ガルナチョのクロスをブルーノがボレーで合わせて1-1とします。しかしその5分後、左サイドでボールを受けたクライファートにカットインからのシュートを許すと、ボールはゴール左隅に決まり2-1とされます。後半も有効に攻められないユナイテッドですが、メイヌーがシュートを放つと、ディフレクションしたボールが相手DFの腕に当たりPKを獲得。ブルーノが冷静に決めて試合を振り出しに戻します。試合終盤にはカンブワラが相手選手を倒しPKを取られますが、これはVARによって取り消されます。命拾いしたユナイテッドだが、そのまま勝ち越すことができず4戦連続勝ち星なしとなりました。

課題

 いつも通り、20本ものシュートを打たれた守備とカウンター以外攻め手のない攻撃です。特に2失点目の守備は酷かったです。ブロックを敷いていたにも関わらず、シュートを打ったクライファートはほぼノープレッシャーの状態でした。寄せも甘ければマークの受け渡しもできておらず、簡単にペナルティエリアへの侵入を許してしまいました。2失点とも絡んでしまったのは前節活躍したカンブワラです。この日はカンブワラの良い面も悪い面もよく出ていました。良い面ではカバーエリアの広さと思い切りのよい前から潰せる守備です。実際ユナイテッドの一点目はカンブワラの守備から始まっています。悪い面では、判断ミスが挙げられます。先制ゴールを許した場面では、ソランケに逆を突かれバランスを崩し、2失点目では、マークに行くのか行かないのか中途半端対応となりクライファートにシュートを許しました。前節でも見られましたが、カンブワラはヤマ勘に頼った守備というか、まだ細かい判断ミスが散見されます。そのミスを自慢の走力とフィジカルで誤魔化せてしまうところもバイリー味があるのですが…(笑)この試合では誤魔化せませんでした。これからどんどん経験を積んでいけば、こういったミスも減っていくと思うので今後に期待します。

収穫

 勝ち点1を持ち帰れたことでしょう。内容的にもそれ以上は望めないパフォーマンスだったと思います。

終わりに

 これで4戦連続勝ち星なしになりました。落とさずにすんだ勝ち点はいくつになるんでしょう。試合終了直後にテン・ハグがカメラに抜かれていましたが、虚無状態でしたね(笑)サポーターも同じ表情だったかと思います。順位表に目を移せば、上より下の方が詰まってきています。このままではまずいですよ監督。

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