【青天井の才能】コビー・メイヌー、ベルギー戦でMOMに輝く

チーム

 コビー・メイヌーが、初先発となったベルギー戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。また、同じく先発出場して試合終盤に劇的同点ゴールを挙げたジュード・ベリンガムからも以下のような賞賛を受けました。

「コビー・メイヌーはとても上手です」 「騒ぎが起きたり、人々から大きなプレッシャーをかけられたりすると、それがどれほど難しいか知っています…しかし、彼は間違いなく素晴らしい選手です」 「彼はマン・ユナイテッドで、そしてできればイングランドでも素晴らしい未来を歩むことになるだろう」

感想

 2-2のドローゲームに終わった試合で、74分までプレーしたメイヌー。もはや代名詞ともいえる狭いスペースでボールを受け、反転してから前へ運ぶプレイは、この試合でも健在でPK奪取の起点にもなりました。また、中盤から前線へスルスルとボールを運び縦パスを入れたり、細かいタッチで狭いスペースに侵入したりする場面も見られ、本当に初先発なの?というような堂々としたプレイっぷりでした。ベリンガムからは、マンチェスターユナイテッドやイングランド代表での活躍を期待されているように、双方にとっての未来となる「予感」を「確信」に変えさせました。このままいけばEURO2024本大会でもスタメンを奪取できるでしょう。

 しかし、その一方で不安なのは故障です。いくら成熟したプレイを見せているといってもまだ18歳です。体はまだ出来上がってはいません。プレイタイムを制限しながら起用していかないと、バルセロナのガビペドリのように大きな怪我を負ってしまう可能性が高くなります。テン・ハグもサウスゲートもそのあたりは考慮していると思いますが。週末にはブレントフォードとの一戦がありますので、代表での好調っぷりをそのままチームに還元してほしいと思います。

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