ジョン・マータフは、キャリントンで約11年間、様々な役職を務めたマンチェスター・ユナイテッドのフットボールディレクターの職を辞任し、クラブを去ることになりました。また後任には、ジェイソン・ウィルコックスとダン・アシュワーズが就任する予定です。
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるサー・ジム・ラトクリフ氏は、「ジョンの長年にわたる忠実な奉仕と、この移行期におけるサポートと誠実さに感謝したい」と述べた。
「彼は私たちの将来の幸運を祈りながら去ります。」
<元記事:https://www.manutd.com/en/news/detail/john-murtough-to-leave-manchester-united>
また、ファブリシオ・ロマーノ記者によるとマータフの後任には、サウサンプトンからジェイソン・ウィルコックスが新テクニカルダイレクターとして近々加入し、ニューカッスルからダン・アシュワーズが新スポーツディレクターとして就任する予定です。
感想
ジェイソン・ウィルコックスは、11年間マンチェスター・シティでアカデミー・ディレクターとして勤務した後、今季からサウサンプトンのFDに就任しています。シティ時代に現ユナイテッドCEOオマール・ベラダと同僚だったことも今回の人事に関係している言われています。ダン・アシュワースは、2022年にブライトンのTDからニューカッスルのSDに就任していて、ブライトン時代は三笘獲得など現ブライトンの礎を作ったとして有名です。
ラトクリフ卿による内部からの改革が着々と進んでいます。抜本的な改革に伴い選手、監督の人事にも大鉈を振われる可能性もありますが、とにもかくにも一貫性のある長期的な目線に立った改革を期待したいです。この人事によって、監督が変わるたびチームコンセプトが変わるようなことが今後起きないはずで、移籍市場での迷走もなくなるはずです。
最後にマータフ、11年間お疲れさまでした。将来の幸運を祈ります。
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