マンチェスターユナイテッドがオールドトラッフォードにシェフィールドユナイテッド迎えた一戦。リードされる展開が続くも、ブルーノの2ゴールを含めた4ゴールで4-2の乱打戦を制しました。
評価
スタメン
GK:アンドレ・オナナ 6.1:自身のビルドアップミスから先制点を奪われた
DF:ワン=ビサカ 6.8:上下動を繰り返した
DF:ハリー・マグワイア 8.3:公式戦二試合連続ヘディング弾をあげた
DF:カゼミロ 7.4:前から潰しに行くなどらしさを見せた
DF:ディオゴ・ダロト 7.8:ミドルシュートに裏抜けと攻撃面で違いを作った
MF:クリスティアン・エリクセン 6.9:テンポよくボールをつなぎミドルシュートも狙った
MF:コビー・メイヌー 7.3:この日も冷静だった。ゲームをコントロールした
MF:ブルーノ・フェルナンデス 10:2ゴール1アシスト。圧巻のパフォーマンスだった
FW:アントニー 6.8:足裏でのスタンプがお咎めなしだったのはラッキーだった
FW:ラスムス・ホイルンド 7.5:久しぶりのゴール。努力が報われた
FW:アレハンドロ・ガルナチョ 7.2:1A。積極的に仕掛けたがGKフォデリンガムが立ちはだかった
ベンチ
55’:アマド・ディアロ 6.6:ボールを受けても前を向けなかった
64’:スコット・マクトミネイ 6.6:前への飛び出しなどらしさを見せた
90+1:アムラバト 6.5:しっかりと試合をクローズした
90+1’:イーサン・ウィートリー 6.5:待望のデビュー。オフザボールに課題も
Sofascore参照
感想
試合展開
試合序盤から試合の主導権を握り、シェフィールドユナイテッドを攻め立てますが、なかなかゴールが生まれません。すると35分、オナナのパスを引っかけたボーグルがそのままPA内へ侵入しシュート、オナナを破ってアウェイチームが先制する。対するホームチームは42分、セットプレイの流れからガルナチョがクロスを上げるとマグワイアがヘディングで流してゴール。前半のうちに追いつくことに成功する。後半開始5分、ブレイズのスローインから上手くボールをつながれると、PA内への侵入から中央への折り返しのパスを許す。そのパスを中央でフリーだったディアスがきっちりと決め1-2と再びブレイズがリードする。するとユナイテッドはすぐさま反撃、PA内でマグワイアがホールディングのファウルを受けてPKを獲得。ブルーノがPKを確実に沈めて2-2と追い付きます。勢いが増すユナイテッドは81分、ブルーノがPA手前から左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右上隅に突き刺さります。キャプテンの理不尽な一撃で逆転に成功すると、続く85分、裏に抜けだしたブルーノのクロスをホイルンドが押し込み4-2とリードを広げます。アディショナルタイムには18歳FWのイーサン・ウィートリーをデビューさせるなど最終的には余裕を見せての勝利となりました。
課題
イージーなミスからの失点を減らしたいです。今回はオナナのビルドアップミスが原因で失点しました。後ろから繋ぐ以上、ある程度はこういった失点のパターンが出てしまうのは仕方がないですが、プレッシングがかかってたとはいえ、そこまで強烈なものではなかったので落ち着いて処理したかった場面です。
もう一つはフィニッシュの精度です。ブレイズGKのフォデリンガムがすごかったですが、ガルナチョは1点はものにしたかったですね。とはいえ、ゴール期待値2.99のなか4点決めているので決定力云々言うのは的外れな気がしますが(笑)
収穫
試合の主導権を握れたことです。久しぶりにゲームを支配している試合を見れました。ポゼッションしているだけでなく、裏へのロングボールも織り交ぜて効果的に攻めることができていました。ブレイズ相手とはいえ、被シュートも10本と最近にしては控えめです。カゼミロが最終ラインに入って前から潰せること、配球がスムーズになったこと、エリクセン、ブルーノ、メイヌーが同時にピッチに立ったことなどの複合的な効果でしょう。強度が高い相手に通用するかはわかりませんが、一つ収穫になったのは間違いないです。
また、イーサン・ウィートリー君がトップチームデビューしました。まだオフザボールに課題がありそうでしたが、是非このチャンスを掴んでゴールを決めて欲しいなと思います。
おわりに
久しぶりの勝ち点3はやっぱり嬉しいですね。課題ももちろんありますが、勝ちは勝ちです。若手のデビューもありましたし、なによりここにきて調子を上げてきたブルーノ・神ナンデス様。過密日程でパフォーマンスを落としたり怪我をしたりといった選手が数多くいる中、直近の公式戦5試合7得点2アシストという絶好調ぶり。これでリーグ戦二桁ゴール達成です。この鉄人ぶりはどうなってるんですかね(笑)次はホームでのバーンリー戦です。ここにしっかり勝ってチームとして完全復調といきたいですね。
コメント