インターナショナルマッチウィーク明けのブレントフォードとのアウェイ戦は、メイソン・マウントの初ゴールで先制するも直後に追い付かれ1-1のドローゲームとなった。
評価
スタメン
GK:アンドレ・オナナ 7.6:ポスト&クロスバーと共にビッグセーブ連発
DF:ディオゴ・ダロト 7.5:ビルドアップ時に中央に絞ったが効果は出ず
DF:ヴィクトル・リンデロフ 7.3:トニーとウィサに苦戦。もも裏を痛めて途中交代
DF:ラファエル・ヴァラン 7.1:故障によりハーフタイムで交代
DF:ワン=ビサカ 7.2:ラッシュフォードのサポートに走ったがほとんど使われず
MF:スコット・マクトミネイ 6.6:試合から消えていた
MF:コビー・メイヌー 6.6:試合が進むにつれ徐々に存在感を薄めていった
MF:ブルーノ・フェルナンデス 7.9:何とかしようとしていたが報われず。
FW:アレハンドロ・ガルナチョ 6.5:疲労からか切れがなくボールも足につかず
FW:ラスムス・ホイルンド 6.1:空中戦でアイエルに完敗。惜しいシュートもあったが
FW:マーカス・ラッシュフォード 7.1:ボールをもっては流れを止めていた
ベンチ
46’:ハリー・マグワイア 6.8:試合に入り込みタフに戦った
59’:アントニー 6.6:ボールが回ってこず。惜しいシュートがあったが
69’:リサンドロ・マルティネス 6.2:試合に入れずバタバタとしていた。
80’:カゼミロ 7.1:アイデアのあるパスがあったが、不用意なタックルもあった
80’:メイソン・マウント 7.1:初ゴールも勝利にはつながらず。コンディションの良さを見せた
Sofascore参照
感想
終始主導権を握られ、ゴールポスト・クロスバー&オナナの好セーブがなければ何点取られていたか分からないような内容でした。そういった展開の中で90’+6にメイソン・マウントのゴールで先制。しかし、これまでのユナイテッドの習性からそのまま逃げ切れるとは思えず、歯を見せて笑うことができませんでした。すると90’+9にお決まりの得点直後の失点、「やっぱりか」と思ってしまったのがとても悲しいです。シュート数では11対31、ゴール期待値でも0.59対3.29とスタッツでも圧倒されていたことを考えれば引き分けに終わったのは御の字でしょう。
この試合ではこれまで狩場にされていたセンターバック(以下CB)からのビルドアップを諦めオナナからのロングボール主体で組み立てていました。しかし、ボールが収まらずこぼれ球もほとんど回収されてしまったことで効果的に攻められませんでしたね。ホイルンドをサイドに流れさせてそこにボールを当てるとか、ブルーノを一列下げてDFラインの裏へボールを供給するなど工夫が欲しかったところです。また、試合から消えていたマクトミネイを最後まで引っ張ったのも疑問でした。特殊な得点感覚があるのでそこに期待したくなるのは分からなくもありませんが、この試合に関しては早めにエリクセンやマウントと変えて試合にアクセントを付けるべきではないかと思いました。
トットナム・ホットスパーズとアストン・ヴィラが勝っていただけにCL出場に向けて絶対に落とせない一戦でしたが、厳しい結果となりました。残り9試合、CL・ELの可能性がある限り監督のテン・ハグには結果に拘って戦って欲しいと思います。
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